きょう5日(金)は広い範囲で晴れて、気温はこの時季としては高くなっている。北陸でも日差しの暖かさを感じられるが、天気はゆっくり下り坂に向かっている。あす6日(土)は北陸では断続的に雨で、あさって7日(日)には次第に雪に変わる見通し。暖かいのも土曜日までで、日曜日からは寒さが厳しくなりそうだ。
昼間は春先の気温 4月並みの所も
きょうは北海道や東北北部では雨や雪の降っている所があるが、その他は朝から晴れて、気温が順調に上がってきている。朝は冷え込みが強まったが、昼間は全国的に平年を上回る暖かさで、最高気温は各地で3月から4月並みとなりそうだ。ただ、夜は再び冷えてくるため、寒暖差に注意が必要となる。
北陸は今夜から雨 日曜日は次第に雪に
午後も東北南部から沖縄にかけて晴れる所が多いが、北陸の天気はゆっくり下り坂に向かう。今夜には、地震の揺れが大きかった石川県や新潟県を中心に雨雲がかかりやすくなる見込み。あす6日(土)の朝には北陸の広い範囲で雨となりそうだ。あすは断続的に雨が降り、雷を伴う所もあるため、落雷や突風などに注意が必要となる。あすまでは気温が高いため、雨が主体となるが、暖かいのはあすまでとなりそうだ。
あさって7日(日)になると、上空に強い寒気が流れ込むため、日本海側では広く雪となる見込み。北陸の雨も次第に雪へと変わり、寒さが厳しくなりそうだ。北陸では、この先、来週後半にかけて雪や厳しい寒さが予想されている。これまでの暖かさから一転、この時季本来の寒さが続くため、より一層、体調管理への配慮が必要となる。
(気象予報士・多胡安那)