なでしこジャパンのFW千葉玲海菜が海外移籍、千葉LでWEリーグ22試合に出場「世界でも通用する選手になりたい」

千葉玲海菜[写真:©WE LEAGUE]

ジェフユナイテッド市原・千葉レディースは5日、なでしこジャパンのFW千葉玲海菜(24)が海外移籍することを発表した。

千葉は藤枝順心高校から筑波大学へと進学。2018年から特別指定選手となると、2022年3月に千葉Lに正式加入した。

2021-22シーズンのWEリーグでデビューを果たすと、10試合で6得点を記録。2022年4月にはなでしこジャパン候補メンバーのトレーニングキャンプに初招集を受けると、同年6月の海外遠征にも初招集を受ける。

しかし、2022年9月にトレーニング中に負傷。右ヒザ前十字靱帯損傷の重傷を負うことに。それでも復帰を果たすと、2023年7月にはオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)のメンバー入り。1試合に出場していた。

WEリーグ通算では22試合10得点を記録。既に移籍先は決まっているようだが、後日発表されるとのことだ。

千葉はクラブを通じてコメントしている。

「リーグ戦、皇后杯とシーズンの途中にはなりますが、海外に移籍する事を決めました。ジェフでは特別指定の期間を合わせると6年間お世話になりました。サッカーの厳しさや楽しさ、選手としてのあり方など多くのことを学びすごく充実した時間を過ごすことができました」

「試合でなかなか結果が出なかった時も、怪我でなかなかプレーする姿をお見せすることができなかった時もずっと背中を押し続けてくれたファン・サポーターの皆さんには本当に感謝しています」

「また、6年間の中で出会ったチームメイト、スタッフの皆さんから多くのことを学びました。ジェフには自分より上手くて賢くセンスがあって強くそして仲間思いの選手がたくさんいました」

「また、多くの時間を私たちのために費やしてくださったスタッフの皆さんがいました。そんな毎日が刺激的でこの仲間と共に勝ちたいという思いが日々強くなっていました。サッカーは楽しいものと思わせてくれたのも自分が自分でいられたのもチームメイト、スタッフの皆さんのおかげです。本当にありがとうの気持ちでいっぱいです」

「そしてずっと目標にしていた海外でサッカーをするという決断をしました。昨年はワールドカップやアジア競技大会、なでしこジャパンの活動などでレベルの高い選手を肌で実感しました。その中で、自分自身もっともっと成長し、世界でも通用する選手になりたいと強く思いました。海外挑戦というチャレンジはもちろん不安もありますが後悔しないよう、大好きなサッカーを楽しみ、一回りも二回りも大きくなってきます」

「最後に私の思いを尊重してくださったクラブ関係者の皆さんに心から感謝しています。ジェフファミリーから離れることは寂しいですが思いっきり自分らしくチャレンジしてきます!引き続きジェフ千葉レディースの応援、そして千葉玲海菜の応援もよろしくお願いします」

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