アジア杯目前に…久保建英が左太もも大腿四頭筋を負傷、代表合流後も治療継続か リーグ戦でのラフプレー止まず

写真:ソシエダの久保が左太もも大腿四頭筋を負傷も…… ©Getty Images

レアル・ソシエダは、日本代表MF久保建英が左太ももの大腿四頭筋を負傷して治療中であることを発表した。

久保は、現地時間1月2日に行われたラ・リーガ第19節のアラベス戦に先発出場し、試合終了間際の93分に途中交代した。レアル・ソシエダのクラブ公式サイトによると、久保はアラベス戦で左太ももの大腿四頭筋を負傷した模様。同サイトは「理学療法による治療が開始されており、数時間後、日本代表に合流するために移動。そこで治療を続ける予定だ」と伝えている。

日本代表は、1月12日に開幕を迎えるAFCアジアカップ カタール 2023に臨むべく、5日にも開催地のカタールに入る。日本代表に招集されている久保も、5日には現地入り予定。14日にはグループステージ初戦のベトナム代表戦を迎えるが、久保の出場は不透明な状況だ。

今季、久保はたびたびラ・リーガの試合でラフプレーに苦しめられている。昨年12月21日に行われた第18節のカディス戦では、試合をとおした被ファール数(ファールを受けた回数)が『4』を記録。カディスのスペイン人DFルベン・アルカラスにわき腹を殴られただけでなく、右腕をつかまれて投げ飛ばされた。

この傾向はアラベス戦でも変わらず、久保は試合後に流血した様子でスポーツ専門ビデオ・オン・デマンド・サービス『DAZN』のインタビューに対応。「観客や審判、あるいは対戦相手の選手が守ってくれないと困る。意図的かどうかは不明だけど、実際に僕は負傷させられている」と意見を述べた。

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