大阪行きのフェリー乗船後に親子が行方不明 海で母親(48)と息子(8)を遺体で発見 客室の手荷物が残され行方不明が判明

愛媛県西条市の東予港から大阪南港に向かうフェリーに乗った後、行方不明となっていた女性と8歳の息子が、6日遺体で発見されました。

今治海上保安部によりますと、6日午前9時半頃、大阪南港に入港していたフェリー「おれんじえひめ」の船長から「女性1人、男児1人が行方不明となっているようです」と通報がありました。

海上保安部などが航路周辺を捜索した結果、愛媛県警のヘリコプターが上島町の江ノ島沖で親子2人を発見しました。

見つかったのは、フェリーから行方不明になっていた西条市に住む48歳の無職の女性と8歳の息子で、その後死亡が確認されました。

海上保安部は2人が海に落ちた経緯を詳しく調べています。

フェリーは5日午後10時に東予港を出発し、6日午前6時に大阪南港に到着していて、清掃のため客室に入った船員が残っていた手荷物を発見し、2人の行方不明が判明したということです。

© 株式会社あいテレビ