クロップ監督がサラー不在時の計画を語る「モーのようにプレーするのは不可能だから…」

写真:得点とアシストランキングでトップのサラー

リヴァプールのユルゲン・クロップ監督がモハメド・サラー不在時の計画を語った。地元メディア『Liverpool Echo』が伝えている。

エジプト代表のサラーはアフリカネイションズカップに参加するためチームから離脱する。アフリカネイションズカップは1月13日に開幕を迎え、2月11日に決勝戦を予定している。

サラーは今シーズンここまで、公式戦27試合に出場し、18ゴール9アシストを記録している。プレミアリーグの得点ランキングとアシストランキングではどちらもトップに立っており、今季もリヴァプール攻撃陣の絶対的な柱としてチームを牽引している。そんなサラー抜きでの戦いを強いられるクロップ監督は「それに対処しなければならない」と語り、サラー不在時のプランを明かした。

「我々には、さまざまなオプションがあり、システムを変更することもできる。モー(サラーの愛称)がプレーする時、彼の好きなポジションに位置させる方法は、理にかなっている。彼はそれに値するプレーをしており、貢献してくれる。しかし彼がいない時は、私たちはクリエイティブになる必要がある」

攻撃陣ではサラーの欠場が決まっている一方で、12月26日のバーンリー戦でディオゴ・ジョタがケガから復帰を果たした。そしてハーヴィー・エリオットを右WGで起用する可能性も示唆している。

「ハーヴィーもウイングを務める他の選手も、モーのようにプレーすべきではない。それは不可能だから、別の方法で選手たちのスキルを活かすしかない。私たちは常にこのような時期を乗り越える方法を見つけてきた。きっと大丈夫だ」

© 株式会社SPOTV JAPAN