〈1.1大震災〉被災者「身も心もすっきり」 珠洲で陸自がお風呂設置

 珠洲市上戸地区の住民約200人が避難している同市上戸小で6日、陸上自衛隊第13旅団(広島)が風呂を設置、避難者が久しぶりの入浴を楽しんだ。

 校庭に男湯と女湯のテントが用意され、同校や近隣の旧上戸保育所に身を寄せる人たちが湯につかった。住民は「最高」と歓声を上げ、テントに笑い声が響いた。上戸町の会社員尾形竜一さん(46)は「久しぶりに身も心もすっきりした。元気が出た」と笑顔を見せた。

 七尾市中島小でも海上自衛隊舞鶴警備隊が浴槽を用意した。

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