昨年、学生の2.8%が自殺を計画

新型コロナ流行の3年に学生たちは通常のキャンパスライフを失い、身体的、精神的、学業、社会生活のあらゆる面に影響を及ぼした。1月4日付香港各紙によると、衛生署が以前に学生から集めた自己評価アンケートによると、過去12カ月以内に自殺を計画したり自殺未遂をした学生の割合は全体でそれぞれ2.8%と1.3%であり、中学生の割合はそれよりも高い3.7%と1.6%だった。精神科医と専門家らは新型コロナ流行後に学校が再開されると、生徒や学校は授業の進み具合に追いつくなどのプレッシャーに直面し、社会が精神的健康にもっと注意を払うことを望んでいると語った。

衛生署は3日、2022/23年度に学生健康サービスセンターが提供する年次健康診断サービスの主な検査結果を発表し、合計23万3000人の小学生と9万7000人の中学生が受診した。同センターの健康評価データによると、心理的および行動的問題により健康評価センター、専門クリニック、その他の機関への紹介が必要な学生の割合が2018/19年度の1.1%から2022/23年度には1.8%に増加したことが示されている。同センターが訪問学生から集めた自己評価アンケートによると、自殺を計画したことがある学生または自殺未遂をしたことのある学生の割合は全体でそれぞれ2.8%と1.3%で、中学生の割合はさらに高かった。

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