宇都宮地方気象台は7日午後4時44分、「大雪に関する栃木県気象情報」を発表した。冬型の気圧配置の影響で、県北部は山地を中心に7日夜遅くから8日昼前にかけて大雪となる見込み。気象台は、大雪による交通障害や路面の凍結、なだれに注意、警戒するよう呼びかけている。
那須塩原市では7日午後6時半ごろから雪が舞い始めた。午後8時半現在、JR那須塩原駅前では歩道などに雪が降り積もった。
大田原市や日光市でも降雪があり、大田原市内では植え込みなどに雪が積もる様子が見られた。
気象台によると、日本付近は8日にかけて冬型の気圧配置となる。7日夜のはじめごろから8日明け方にかけて、東日本の上空約5500メートルに氷点下33度以下の強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が一時的に強まる見込みとなっている。
上空の寒気が予想より強まるなどした場合には、警報級の大雪となる可能性がある。
7日午後6時から8日午後6時にかけて予想される24時間降雪量は多い所で、北部山地40センチ、北部平地3センチの見込み。