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長崎県平戸市南部公民館の「新春書き初め大会」が6日、同市辻町の市多目的研修センターであり、約80人が今年の抱負などを筆に込めた。
参加者は半紙や条幅に「初夢」「平和の光」「正月の空」などの言葉や短歌などを、納得できるまで何度も書き直した。
市立津吉小5年の大浦心春さん(11)は「災害のない1年になるのが願い。6年生になるので勉強、テストを頑張る」と話した。
地元の書道家、大石萌蘭(ほうらん)さんが横約6メートル、縦約1.6メートルの用紙に「龍」の文字を揮毫(きごう)。参加者が余白にひと言メッセージと署名を書き込んだ。大石さんは「『龍』は豊かさをもたらすとされる。願いが天に通じるよう気持ちを込めた」と全員に語りかけた。
参加者の作品は13日から28日まで同センターで展示予定。