【大田原】王将戦では藤井八冠の“勝負飯”とおやつにも注目が集まった。7日の昼食に選んだのは「与一和牛カレー・スペシャル」。市産のA5ランク黒毛和牛のうまみがしみ込んだカレーに、ローストした肉を載せた豪華な一品だ。
午前のおやつは、2年前の王将戦でも食べたホテル花月オリジナルの「栗の小倉羊羹(ようかん)」。同ホテルの田代祐介(たしろゆうすけ)社長(50)は「また頼んでくれてうれしい。全国各地でいろんな物を食べている中、もし2年前に食べた味を覚えていて今回も選んだのであればすごい記憶力だ」と驚いていた。
午後のおやつには県オリジナル品種「とちあいか」で作った苺(いちご)ジュースとガトーショコラを注文した。
菅井八段は昼食に「うな重」を食べ英気を養った。午前のおやつは「ひつじ珈琲(こーひー)」(中野内)のエメラルドマウンテンと「須藤製茶工場」(須賀川)の緑茶、午後は藤井王将と同じ苺ジュースに加え、とちあいかなどのフルーツの盛り合わせとアイスコーヒーを頼んだ。