【香港】大湾区航空、ボーイング機事故受け声明[運輸]

香港国際空港を本拠とする新興航空会社の大湾区航空(グレーターベイ・エアラインズ)は7日、アラスカ航空のボーイング製旅客機が米オレゴン州の空港を離陸後、窓など機体の一部が吹き飛び、同空港に引き返した事故について「非常に注目している」とする声明を発表した。同社は昨年、同型機の購入契約を結んでいた。

事故を起こしたのは737—9(MAXシリーズ)。大湾区航空は昨年3月に同型15機の購入契約を結んだが、引き渡しが始まるのは今年末からだと説明。事故時に胴体から分離した部分と同社が発注した旅客機の非常ドアの設計は全く違うと強調した。

また現在保有している5機の737—800については、事故を起こした機材とは全く異なると説明した。

大湾区航空は運航の安全を最優先に考え、引き続きボーイング側から詳細な情報を得て、フォローアップしていくとしている。

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