紫式部の霊が登場する能「源氏供養」、京都・宇治で鑑賞しませんか

宇治川に架かる宇治橋西詰めにある紫式部像(宇治市)

 京都府宇治市と市文化財愛護協会は1月27日午後1時半から、源氏物語にちなんだ能楽鑑賞会「能楽玉手箱」を同市宇治の市生涯学習センターで開く。小学4年生以上を対象に、参加者を募集している。

 大河ドラマ「光る君へ」の放送も機に、主人公の紫式部とゆかりのまちを発信する取り組みの一環で催す。

 能楽観世流シテ方の吉浪壽晃さん、味方團さん、田茂井廣道さんの3人が、紫式部の霊が登場する能「源氏供養」を演じる。

 申し込みは12日までに、はがきかメールで市源氏物語ミュージアムへ。定員は80人(多数の場合は抽選)で、参加費は高校生以上が600円、小中学生は無料。小学生は保護者の同伴が必要。問い合わせは同ミュージアム0774(39)9300。

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