指揮官交代後もナポリの状況は好転せず…マッツァーリ監督は早くも解任危機に?

早くも危機に陥るナポリのワルテル・マッツァーリ監督[写真:Getty Images]

ナポリの指揮官に復帰したワルテル・マッツァーリ監督だが、早くもその立場が揺らいでいるようだ。

2009年10月から2013年5月までナポリを率いた過去を持ち、2023年11月にルディ・ガルシア監督の後任として指揮官に復帰したマッツァーリ監督。昨シーズン、ルチアーノ・スパレッティ監督の下で33年ぶりのスクデットを手にしながら今シーズン苦しんでいたチームの再建が託されることになったが、現状は芳しくない。

就任後のセリエAでは、7試合を消化して2勝1分け4敗と低迷。7日に行われた第19節のトリノ戦は0-3の完敗に終わっており、改善されない状況にファンからの批判も強まっている。

イタリア『カルチョメルカート』によると、好転しないチーム状態を受け、早くもマッツァーリ監督の立場は揺らいでいるとのこと。現時点で解任目前にまでは至っていないものの、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長はアントニオ・コンテ氏の招へいを望むとも一部メディアで報じられている。

ナポリは今週の大半をトレーニングキャンプに費やす予定であり、選手たちも自宅ではなくホテルで過ごす模様。現在セリエAで9位に沈むチームがここで復調を果たせなければ、マッツァーリ監督の立場はますます危うくなるだろう。

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