東松山市から来ました! 埼玉・狭山の動物園に絶滅危惧種のインコなど3羽が仲間入り フクロウはすでに公開

新たに仲間入りしたコガネメキシコインコ(智光山公園こども動物園提供)

 埼玉県狭山市柏原の智光山公園こども動物園で、オウム科のコガネメキシコインコのペア2羽とフクロウ科のアナホリフクロウのオス1羽が新たに仲間入りした。アナホリフクロウは昨年12月13日から、園内のバードパークで公開を始めている。

 コガネメキシコインコは南米の北東部の原産で、体長約30センチ。黄金色の羽根やオレンジ色の下半身、頭が特徴で、ヤシの空洞に巣を作る。寿命は25~30年。国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは絶滅危惧種に指定されている。

 アナホリフクロウは北米や南米の原産で体長19~28センチ。地面のくぼみなどにねぐらを作る。昼行性だが、日の出と日没の頃に多く活動するという。昆虫や小型の哺乳類を探して歩くなどするという。

 コガネメキシコインコは昨年11月8日に県こども動物自然公園(東松山市)から、アナホリフクロウは同29日に大宮公園小動物園(さいたま市大宮区)から、それぞれ智光山公園こども動物園に来た。

アナホリフクロウ(智光山公園こども動物園提供)

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