商売繁盛、家内安全を祈願 十日恵比須大祭、10日に福男レースも

縁起物の福笹を買い求める参拝客=佐賀市の与賀神社

 商売繁盛や家内安全を祈願する「十日恵比須えびす大祭」が9日、佐賀市の与賀神社で始まった。福笹(ふくざさ)などの縁起物を求めて多くの参拝客が訪れ、一年の幸福を祈願した。10日の「本えびす」は午前7時から午後4時まで。

 祈願祭では、佐賀恵比須会会長の円田稔さん(西九州マツダ名誉会長)や第52代大恵比須を務める川代勇一さん(川代テント工業社長)が玉串を奉納。ステージイベントも実施された。夫婦で訪れた佐賀市の原信さん(73)は「農家なのでまずは豊作、そして家内安全を願っている」と話した。

 10日は、新型コロナ禍で中止していた福男レースを4年ぶりに開催する。(小島発樹)

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