ことしの真珠の出来は好調 「アコヤガイ」から真珠を取り出す浜揚げ作業ピーク 養殖が盛んな三重・志摩市

真珠養殖が盛んな三重県志摩市で「アコヤガイ」から真珠を取り出す浜揚げ作業がピークを迎えています。

英虞湾を望む志摩市の坂口楠弘さんの作業場では、1月5日から浜揚げ作業が始まりました。

真珠養殖に使われる「アコヤガイ」は殻から身を次々と外していき、ミキサーにかけてバケツの底に溜まった液を何度も海水で洗うと、5ミリほどの大きさの粒ぞろいの真珠が現れます。

今シーズンは去年11月の海水温が高くアコヤガイの生育が心配されましたが、12月には海水温が例年並みになり、真珠の出来は良いということです。

英虞湾の浜揚げ作業は1月末頃まで続き、この作業場では約4万個から6万個の真珠を取り出すということです。

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