能登半島地震の被災地で人命救助や捜索をするため、県内の消防本部で編成した緊急消防援助隊が石川県珠洲市に出発しました。
緊急消防援助隊は、県内13の消防本部で編成されていて10日午前3時半に信濃町に集まり、結隊式を開きました。
■県消防長会藤牧泉・会長
「石川県には、令和元年の19号台風災害で大変お世話になった。今回は恩返しの気持ちも非常に強い」
緊急消防援助隊は阪神淡路大震災や東日本大震災にも出動しましたが、今回は最大規模のおよそ160人・車両52台です。
正午をめどに被害の大きい石川県珠洲市に入り、安否不明者の捜索やけが人の搬送などの活動をします。