全国高校選抜弓道、初優勝を報告 山形中央・男子チーム

トロフィーを手に全国高校弓道選抜大会の優勝を報告する山形中央のメンバー=山形市・同校

 全国高校選抜大会の弓道男子団体で初優勝を果たした山形中央の優勝報告会が9日、山形市の同校で開かれた。

 昨年12月25日に東京武道館特設弓道場で行われた男子団体決勝で、山形中央(小関悠太、千葉陽斗、鏡虎太朗)は鹿児島工を下して頂点に立った。3人は高校から弓道を始めた2年生で、男女通じて本県初の団体優勝を成し遂げた。

 全校生徒を前に、チームを代表して千葉、鏡の2人がトロフィーを手に登壇。佐藤裕恒校長が「こつこつと練習した成果が結果に結び付いた」と快挙をたたえた。鏡は「団体戦は仲間を信頼し、ミスをカバーし合うことが重要になる。今後はインターハイ優勝を目指して頑張る」と力強く決意を語った。

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