ベトナムの首都ハノイ市運輸局はこのほど、３月31日に運行契約の期限が切れる路線バス９路線に、試験的に電動バスを１年間導入する許可を市人民委員会に要請した。９日付トイチェー電子版が報じた。
対象となる９路線は次の通り。◇５番線（リンダム都市区—フージエン）◇15番線（ザーラム・バスターミナル—フォーニー）◇17番線（ロンビエン—ノイバイ）◇36番線（イエンフー—リンダム都市区）◇39番線（ギアドー公園—トゥーヒエップ）◇43番線（チョンニャット公園—ドンアイン町）◇54番線（ロンビエン—バクニン）◇47Ａ番線（国家経済大学—キエウキー）◇59番線（ドンアイン町—ベトナム農業学院）——。
運輸局は、要請が認められればコンサルティング業者を選定して、中型と小型の電動バスの技術基準や単価を策定し、入札の参考にするとしている。市は2025年までに契約期限を迎える68路線を電動バスに切り替える予定だ。
