百貨店で物価高への対抗策へ食品割引セール

総務省が発表する都内23区の消費者物価指数が前の年より3%上昇するなど、家計は依然厳しい状況が続いています。こうした中、百貨店が行う食品の割引セールには開店前から多くの人が集まり、訪れた人からは物価高への対抗策が聞かれました。

記者:「オープンまで1時間半以上ありますが30人以上の人が列を作っています」

朝の気温が10度を下回る中、多くの人が列を作った松坂屋上野店で行われたのが「食品大特価市」です。

このイベントは、お歳暮シーズン後に売れ残った食品のギフトセットや賞味期限が近い食品が割引価格で購入できるものです。こちらのトマト缶は7割ほど割引になるなど、約20万点の食品が割引されています。

初日の1月10日は多くの人が詰めかけたため、予定より30分早い午前9時半に開店しました。さらに…

記者:「今年はワンコイン=500円で買うことができるコーナーが設置されました。こちらのうどんは半額の値段で買うことができます」

ほうじ茶やわかめなども3割から4割引きで購入することができます。

買い物に訪れた客は…
「スイーツとおせんべいとお菓子系ですかね、お茶いっぱい買いまして、これで1年間持つ感じかなと。安いんですよね、半額くらいなのでこういうのでないと買えないなという感じです」「日持ちするものをスーパーで買うと高い。半年分をここでまとめ買いして。まあまあ満足かなって(笑)」

このイベントは松坂屋上野店で1月23日まで行われます。

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