緑地活用PR看板を刷新 真岡工高生が制作、設置 達成感に喜び

看板を設置した真岡工業高建設科の生徒たち

 【真岡】市は、市役所東に流れる五行川沿いの緑地の活用をPRする看板をリニューアルし、制作の実務を手がけた真岡工業高建設科の生徒が10日、設置作業を行った。

 2021年、高校、大学生が中心となって地域活性化を目指す「真岡まちづくりプロジェクト」の一環で、イベント開催を通して緑地を活用する象徴として「RIVER+」の文字の看板を設置した。風雨で劣化してきたため、今回同校の生徒が作り直した。

 高さ約1.2メートル、幅約5メートル、ベニヤ板製で、元のデザインを踏襲しつつ、子どもが通り抜けられるように幅を広げ、Rの文字から顔を出して写真を撮れるように一部変更した。

 制作を手がけた3年生6人が、金具を打ち込むなどして芝生に固定し、新たな看板が完成した。星宮雅輝(ほしみやまさき)さん(18)は「立体感がうまく出せた。いざ現場で見ると、達成感が湧いてきます」と喜びに浸った。

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