能登半島地震 高齢者施設の入所者を乗せた自衛隊ヘリが石川から到着 愛知県内の12の医療機関で30人を受け入れ 

能登半島地震を受け、石川県内の高齢者施設の入所者を愛知県内の医療機関で受け入れることになり、11日に自衛隊のヘリが県営名古屋空港に到着しました。

石川県内の高齢者施設の入所者15人が乗った自衛隊ヘリは、11日午前に県営名古屋空港に到着しました。

能登半島地震の被災地では、高齢者施設の職員も被災し人手不足になっていて、入所者の健康を守ることが急務になっています。

愛知県は12の医療機関で合わせて30人を受け入れることを決め、到着した高齢者は空港内の臨時の救護室で健康状態の確認を受けました。

(名古屋大学病院 山本尚範医師)
「介護をする側の人は減っているにも関わらず、介護をされる側の人は増えている。災害関連死という形で、どんどん 亡くなってしまうのではないかという強い懸念」

高齢者らは名古屋掖済会病院や、愛知医科大学病院などに運ばれ、体調管理が行われます。

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