【速報】大麻所持疑いのバルコム前社長に有罪判決 広島地裁

広島市の商業施設や自宅で大麻を所持した罪に問われているバルコム前社長について、広島地裁は11日、懲役6か月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。

起訴状などによりますと、バルコムの前社長・山坂哲大被告(38)は23年9月6日、広島市中区紙屋町にあるショッピングモールで約0.137グラム、中区内の自宅で約0.436グラムの大麻である植物片を所持したとして、大麻取締法違反の罪に問われています。

山坂被告は、「間違いありません」と起訴内容を認めていました。

これまで裁判で、検察側は「会社役員という責任ある立場にあった上、大麻など薬物犯罪が社会問題化している中、厳しい非難は免れない」などとして、懲役6か月を求刑していました。

一方、弁護側は「大麻中毒にはなっていない。一定の社会的制裁を受け、自分の行為の重大さを感じ、深く反省している」として、執行猶予付きの判決を求めていました。

© 株式会社中国放送