「金の延べ棒」の密輸を摘発

香港税関は1月8日、黄金の密輸を摘発した。1月9日付政府公報によると、税関はリスクアセスメントに基づき港珠澳大橋の出入境事務所で車両の積荷の検査を実施している。そして1月8日午後、中国本土から香港へ入境するトラックの中から申告されていない金の延べ棒20個が見つかった。押収された黄金は重さ約20キロで、市価1000万ドル相当という。この摘発で、トラックを運転していた32歳の男が密輸容疑で逮捕された。香港では「進出口条例」によって未申告の貨物の輸出入は密輸とみなされ有罪となる。この条例に違反した場合、200万ドル以下の罰金または7年以下の禁固刑となる。当局では密輸に関する24時間ホットライン(2545ー6182)を設置、市民からの情報を求めている。 (写真・政府新聞処)

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