新天地チェルシーで躍動のパーマー、古巣とのすれ違いを告白「シティを離れるつもりはなかった」

シティからの完全移籍は望んでいなかったと明かしたパーマー[写真:Getty Images]

チェルシーのイングランド代表MFコール・パーマー(21)が、昨夏の移籍の裏側を語った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。

シティの下部組織出身で、いずれはクラブを背負って立つことが期待されていたパーマー。しかし、昨夏の移籍市場終盤にチェルシー行きが急浮上し、移籍金4000万ポンド(約74億1000万円)+アドオンでの加入が決まったが、自身はシティに残り、レンタル移籍を望んでいたと明かした。

「僕は決してシティを離れるつもりはなかった」

「僕の意図したことではなかった。1年間レンタルで移籍して、ファーストチームで戦うための準備を整えたかった」

「しかし、彼ら(シティ)はレンタルでは出せないと言った。ここに残るか、売却されるかのどちらかだと」

「そんな時にチェルシーから電話があった。チェルシーに行きたいと伝えた。ここに来られて本当に嬉しいよ。ここに来る決断をして本当に良かった」

パーマーは自身が望んでいない完全移籍となったが、この移籍はキャリアを大きく飛躍させることに。新天地ですぐに主力の座を掴み、ここまでプレミアリーグで17試合に出場8ゴール4アシストを記録。この活躍をイングランド代表デビューにも繋げている。

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