【韓国】小売業の景況感改善せず、物価高・高金利で[商業]

大韓商工会議所が小売流通業500社を対象に行った景況感調査で、2024年1~3月期の景況感を示す見通し景況感指数(BSI)は79で、前期の83から小幅に下落した。

指数が100を下回った場合、景況が悪化すると予想する企業のほうが多いことを示す。商工会議所は、物価高と高金利で家計債務の負担が増加する中、不動産や株式などの資産価値の不確実性が増して消費市場の回復を遅らせていると分析した。

項目別では、コンビニエンスストアは80から65に、大型スーパーマーケットは88から85に、オンライン通販は86から78に下落した。一方、デパートは88から99、スーパーマーケットは67から77にそれぞれ上昇した。

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