「あかね工房」(伊万里市)の陶人形展が、佐賀市の高伝寺前村岡屋ギャラリーで開かれている。今年の干支(えと)「辰(たつ)」にちなんだ龍の人形やタペストリーなど約150点が、訪れた人々を楽しませている。入場無料。14日まで。
陶芸家の宮﨑陶里(とうり)さん(74)と息子の康平さん(39)の作品を並べた。大作の「青龍」は、瑠璃釉と呼ばれる青い釉薬と緑色を効果的に使い、力強い龍の姿をダイナミックに表現している。モチーフの青い龍は、良い水の流れをもたらし、仕事や人間関係をスムーズにするといわれる。
陶里さんは「龍は見ているだけで力がもらえる、と人気がある。作品を通して皆さんに元気を届けたい」と話した。
午前10時から午後6時(最終日は午後5時)まで。問い合わせは同ギャラリー、電話0952(24)5556。(坂本有佐)