「木造の古い家多く 地震に弱いと感じた」能登半島地震の被災地派遣職員 耐震化の重要性を認識=浜松市

能登半島地震で石川県珠洲市を支援している浜松市は被災地支援対策本部会議を開き、第一陣で派遣された職員が1月12日、現地の様子などを報告しました。

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<浜松市危機管理課 石原卓也主任>
「今後は避難者の生活面でのサポートや避難所のニーズに合った物資の提供が必要になってくるという状況です」

活動報告をしたのは、能登半島地震の発生直後、石川県珠洲市に派遣された消防局や危機管理課、上下水道部の職員4人です。

浜松市は石川県珠洲市を集中的に支援していて、支援物資や救護所の管理などに手厚く職員を派遣しています。

<浜松市消防局 平野武士消防指令>
「木造の古い家が多く、そういった街並みというところは、やはり地震に対してすごく弱いと感じました」

倒壊した家屋から下敷きになった人たちを救い出す任務にあたった消防職員はこのように述べ、耐震化の重要性を認識したと話しました。

報告を受けた浜松市の中野祐介市長は、今後も長期的に支援を続けていく考えを示しました。

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