受験シーズン到来 プロが教える試験前の過ごし方 貼るカイロはNG⁉朝ごはんにゲン担ぎで“かつ丼”はOK?

1月13日から2日間行われる大学入学共通テスト。普段通りの力を発揮するために必要なことを、総合学習塾fitに聞きました。

①今夜はいつも通りの生活リズムで過ごして早めに寝ること

②直前に勉強するなら「暗記科目」の見直しや確認に留める。
これは、今から新しい問題や難しい問題にチャレンジすると、その出来によっては不安になることがあるからだそうです。
13日(土)の1日目は「社会」の試験があるので、地理・歴史・公民を見直すといいそうです。

③試験と試験の間の休み時間に、何を復習するかを今夜中に決めておくこと。

④寒さ対策のカイロは、試験中は「体に貼るタイプ」は使わないこと。
体に貼るタイプは試験中に熱いと感じてもすぐ剥がせないので、避けた方がいいそうです。教室の座席によっては暑くなる場合もあるので、服装で調整できるようにしましょう。

また、試験当日は「朝ご飯」も重要です。松山東雲短期大学の講師で、管理栄養士の曽我郁恵さんに聞きました。

集中力を高めるために、朝は「ブドウ糖」と「ビタミンB」を摂取すると良いそうです。具体的なメニューで見ると、ご飯、豚肉、鮭、納豆、豆腐、バナナ、乳製品などがおすすめとのことでした。ご飯は消化に時間がかかるので、試験開始の2~3時間前に食べるのが良いそうです。

そして、ゲン担ぎの定番と言えば「かつ丼」ですが、かつ丼はブドウ糖が摂れる「ごはん」ビタミンBを含む「豚肉」、ビタミンBの吸収を助ける「タマネギ」を使っているので、栄養素としては良いのですが、油で揚げているため消化が悪く、注意が必要だそうです。いずれにしても、朝ご飯をしっかり食べて脳にエネルギーを蓄えることが大切ということでした。

万全の態勢で、みなさんが普段通りの力を発揮できるといいですね。

© 株式会社あいテレビ