盛岡の桜開花は4月9日予想 平年より9日早く

 

 民間気象会社ウェザーニューズ(千葉市)は11日、今シーズンの桜(ソメイヨシノ)の開花予想を発表した。盛岡市山王町の標本木は4月9日で平年より9日早く、2023年より6日遅い。北上市の展勝地は同13日。全国的に、記録的な早さだった23年と同じ時期か遅い見込み。

 開花は3月16日の福岡市をトップに、17日に東京都心、18日に長崎、佐賀、横浜の各市と続く。4月上旬には東北北部で咲き始める。

 今冬前半は冬型の気圧配置が長続きしなかったが、岩手県を含む北日本、西日本や東日本の日本海側で気温が低くなる日があり、寒さで桜の芽が目覚める「休眠打破」は順調に進むとみられる。

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