1000万本咲き誇る「のもざき水仙まつり」 実行委らPR 13日から28日まで

「のもざき水仙まつり」を鈴木市長にPRする山口委員長(左)ら=長崎市役所

 長崎市野母町の長崎のもざき恐竜パーク内で13日から開かれる「のもざき水仙まつり」を主催する実行委員会が12日、長崎市役所を訪れ、来場を呼びかけた。実行委によると、現在は6分咲き。1週間後の1月中旬頃に見頃を迎えるという。開催は28日まで。
 まつりは32回目で、例年3万人ほどが来場する。同パーク内にあり、軍艦島を望む「水仙の丘」を中心に、約1千万本のスイセンが咲き誇る。
 訪れた実行委らは、鈴木史朗長崎市長にスイセンの花束を贈呈し、まつりをPR。実行委委員長の山口邦俊さん(82)は「スイセンの香りと花、おいしい料理を楽しんでいただけば」と話した。
 開催期間中の日曜日(14、21、28日)は、同パーク内で各日午前11時と午後2時にスイセンの花束のプレゼント(各日300本)と、つみれ汁(各日300食)の振る舞いをする。地元飲食店などの参加店舗や観光スポットを回ると、野母崎の特産品が抽選で当たるスタンプラリーも開催。リーフレットを会場や参加店舗などで配布している。

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