能登へ中学生や新成人ら「少しでも力に」  岩手県内に支援の輪

寒さをものともせず、店舗入り口付近で活動する安代中の生徒

 八幡平市清水の安代中(高橋真喜子校長、生徒47人)は11、12の両日、同校近くのコンビニエンスストアなどで能登半島地震の被災地への募金活動を行った。支援の輪は広がっており、盛岡市二十歳のつどい実行委(菅原那津委員長)やいわて生協(滝沢市、飯塚明彦理事長)も展開。「少しでも力に」と被災者を思いやる。

 同校生徒会執行部の1、2年生6人が授業終了後の約30分間、店舗入り口付近に立った。手には募金箱と協力を訴える文章を記した紙。「募金お願いします」と呼びかけた。

 同実行委は、盛岡市で7日に行われた式典の会場で出席者らに協力を呼びかけ、1万7877円の寄付を集めた。

 いわて生協は県内16店舗のレジ付近やサービスカウンターに募金箱を2月20日まで設置する。注文書に番号を記入する宅配での募金は3月8日まで受け付ける。

広田喜之部長に目録を手渡す大沢蒼真さん(左から2人目)と実行委員の(左から)佐野友菜さん、辻野里夏さん、大見彩羽さん

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