七尾市の七尾港大田埠頭に13日、防衛省がチャーターした民間の大型フェリー「はくおう」が入港した。14日から避難者の宿泊先として利用が始まり、最大で約300人を収容することができる。
はくおうは全長199.5メートルで総トン数は約1万7千トン。午前9時ごろ、港に接岸し、自衛隊員が船内に入って宿泊設備を準備した。
防衛省によると、最初は200人を上限として受け入れ、徐々に受け入れ数を増やしていく方針。中にある大浴場やレストランなどの設備も開放され、市は避難生活の疲れを癒やす効果にも期待している。