栃木県内広範囲で雪舞う 15~16日、北部で警報級大雪の恐れ

大粒の雪が降る県庁近くのシンボルロード=13日午後3時20分、宇都宮市塙田1丁目

 冬型の気圧配置が強まった影響で県内は13日、広い範囲で雪が降った。宇都宮市中心部では午後、大粒の雪が一時的に舞い、民家や車の屋根を白くした。佐野市内でも、道路脇などを雪が覆った。

 宇都宮地方気象台によると、上空に寒気が流れ込み、北部の山地を中心に降雪があった。同日午後6時までの24時間降雪量は土呂部で6センチ、奥日光5センチ。

 14日の県内は南部、北部ともに晴れの見込みだが、その後は再び日本上空に強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まる見通し。15日午後6時までの24時間降雪量は、北部山地10~20センチの見込みになっている。

 15日から16日ごろにかけ北部では警報級の大雪となる恐れがある。気象台は路面の凍結や交通障害などへの注意を呼びかけている。

© 株式会社下野新聞社