ニセ電話詐欺被害を未然に防いだとして、壱岐署(藤永愼哉署長)は10日、ローソン壱岐郷ノ浦店(槇木翔人店長)に県警生活安全部長感謝状を伝達した。
同署は昨年10月、同店を含む市内コンビニなどと、利用者が一定額を超える電子マネーカードを購入する際、同署に通報をする「ニセ電話詐欺被害のない安全安心なまちづくりに関する協定」を締結している。
同店では昨年11月5日に60代女性、12月13日には60代男性が一定額を超えた電子マネーを購入しようとしたため、協定に基づき、警察に通報するなどしてニセ電話詐欺の被害を防いだ。
槇木店長(28)と店員の市山美笑さん(53)は男性が5万円分の電子マネーカードを購入しようとしていたため、協定額を超える場合は警察へ通報する義務があるなどと伝え対応したという。槇木店長は「警察との協定を結んだことで声かけがしやすくなった。今後も高齢者などの電子マネーカードの購入など声かけを続けていく」と話した。
壱岐のコンビニに詐欺防止で感謝状
- Published
- 2024/01/14 10:29 (JST)
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