東北電力、岩手から20人を派遣 能登半島地震被災地で復旧業務

能登半島地震で被災した石川県穴水町へ出発する東北電力ネットワーク岩手支社・盛岡電力センターの社員ら

 東北電力と東北電力ネットワークは13日、能登半島地震被災地の電力復旧に向けた応援要員の第4陣70人を派遣した。同ネットワーク岩手支社(阿部孝昭支社長)管内からも初めて派遣し、20人が石川県穴水町で業務に当たる。

 盛岡市紺屋町の同支社で出発式を行った。盛岡電力センターの社員ら7人は同日午前6時、車両に乗り込み、関係者に見送られ出発。同日中に到着して第3陣と引き継ぎ、現地での業務を始めた。

 派遣は17日まで。穴水町の避難所に送電している高圧電源車を運転監視する。北陸電力送配電によると、石川県の停電は13日午後7時40分時点で約1万1千戸。

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