後半戦初戦で5発大勝の首位インテル、インザーギ監督「この2週間で全て分析した」

モンツァ戦を勝利したインザーギ監督[写真:Getty Images]

インテルのシモーネ・インザーギ監督が大勝を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。

シーズンを首位で折り返したインテルは13日、セリエA第20節でモンツァと対戦。MFハカン・チャルハノールとFWラウタロ・マルティネスの2ゴール、FWマルクス・テュラムのダメ押し弾により、アウェイで5-1の勝利を飾った。

試合後にコメントを残したインザーギ監督は、「最高の準備をして迎えた素晴らしい試合だった。選手たちはいつも通りの素晴らしい意欲を見せた」と満足感をあらわに。直近の試合から改善が見られたことにも胸を張った。

「昨シーズン我々から重要な勝ち点を奪ったチームに対する素晴らしいアプローチだった」

「改善の余地は常にあるが、素晴らしい試合をした。(1-1だった)ジェノア戦も悪くはなかったが、(2-1で辛勝した)日曜日の(エラス・)ヴェローナ戦はあまり良くなかった」

「この2週間で全て分析したし、明日の朝も同じようにするつもりだ。今夜は難しい相手に対し素晴らしい試合をした」

続いて19日に迎えるのは、コッパ・イタリア王者として臨むサウジアラビア開催のスーペルコッパ・イタリアーナ。今大会から4チームが参加する新形式で行われる中、インザーギ監督はタイトル獲得に向けた意気込みを語っている。

「タイトルホルダーとしてアラビアに行き、2試合を戦う。これは新しいことだ。月曜日は休養日で、火曜日に大きな意欲を持ってスタートする。手に入れるべきトロフィーがある」

セリエAでは2位ユベントスと暫定で勝ち点「5」差をつけ、首位を走っているインテル。インザーギ監督は3年ぶりのセリエA制覇に向け、まだまだ油断できないと気を引き締めた。

「試練はまだ終わっていない。20試合以上残っている。昨シーズン、我々は2つのトロフィーを獲得し、チャンピオンズリーグ(CL)決勝も戦った。今シーズンは半分が終わったところだが、チャンピオンズリーグではグループステージで素晴らしい戦いを見せ、リーグ戦でもとても良いリズムを維持している。しかし、ユーベや他のチームも小さな隙を見逃さずつけこんでくる」

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