福井少年運動公園の屋内休憩所が全天候型遊び場にリニューアル フロアごとに年齢応じた多様遊具

2階のアスレチック遊具を楽しむ子どもたち=1月10日、福井県福井市の福井少年運動公園屋内休憩所
落差4メートルの滑り台などを備えた大型エア遊具=1月10日、福井県福井市の福井少年運動公園屋内休憩所

 福井県福井市の福井少年運動公園屋内休憩所が、親子で安心して過ごせる全天候型の遊び場としてリニューアルされた。1~3階のフロアごとに対象年齢を想定し、それぞれ適した多様な遊具を設置。雪や雨、猛暑を気にせず子どもたちが思いきり楽しめる施設となった。

 県が昨年12月中旬から整備を進めていた。1階は主に0~2歳児が対象。クッション性のあるウレタンマットを敷いたエリアは、乳児がはったり、軟らかいベンチにつかまって立ったりできる。さまざまな動かし方ができる木製パネルを壁に取り付けた一角は、車いすに乗ったまま手が届くように配慮した。

 3~6歳児向けの2階には、恐竜を模したアスレチックやボールプールなど体を動かす遊具のほか、ままごとなどじっくり遊べるコーナーもある。3階は小学生向けで、落差約4メートルの滑り台などを備えた大型エア遊具を導入。既存の卓球台とクライミング遊具も置いた。

⇒【写真】滑り台などを備えた大型エア遊具

 1月10日にオープニングイベントがあり、社中央第一こども園の年長児29人が招かれ、歓声を上げて遊び回っていた。6歳の女児は「空気の滑り台が楽しかった。ママと一緒にまた来たい」と話した。

 利用は午前10時~午後4時半で無料。毎週月曜休館。

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