松本退団のMF安東輝、28歳で現役引退を発表「新しい可能性が見つかる期待感に胸を躍らせて」

MF安東輝が現役引退[写真:©︎J.LEAGUE]

松本山雅FCは16日、2023シーズンまで所属していたMF安東輝(28)の現役引退を発表した。

JFAアカデミー福島出身の安東。これまで福島ユナイテッドFC、ツエーゲン金沢、湘南ベルマーレでプレーし、2018年から松本に加入すると2020年の水戸ホーリーホックへの期限付き移籍を挟み5シーズンにわたって在籍した。

2023シーズンはチームのキャプテンに就任。しかし、負傷もあり明治安田生命J3リーグで10試合の出場にとどまると、シーズン終了後に契約満了が発表されていた。

通算成績はJ1リーグ8試合出場、J2リーグ63試合出場1得点、J3リーグ81試合出場3得点。YBCルヴァンカップで4試合出場、天皇杯で7試合出場だった。

28歳でプロサッカー選手のキャリアを終える決断を下した安東は、クラブを通じてコメントしている。

「プロサッカー選手を引退することを決断しました。これまで私のサッカー人生に関わった全ての方々に感謝申し上げます。22年間サッカーばかりやってきました。これからの人生がサッカー中心の生活ではなくなることに少しの不安はありますが、自分の新しい可能性が見つかる期待感に胸を躍らせてます」

「2月からは松本山雅FCを長くスポンサーとしてサポートしていただいている、中村漆器産業株式会社様で仕事をすることになりました。松本山雅が繋いでくれたご縁に感謝して、これからも微力ながら松本山雅の力になれるように頑張ります。OneSou1」

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