熱帯魚2千匹キラキラ泳ぐ なかがわ水遊園で恒例「星空に輝く魚たち」21日まで

ブルーテトラなど小型の熱帯魚が泳ぐ水槽をのぞき込む来園者

 【大田原】佐良土の県なかがわ水遊園は、冬の企画展「ライトアクアリオ スターナイトイリュージョン~星空に輝く魚たち」を21日まで、同園おもしろ魚館1階展示ゾーンで開いている。

 暖かい館内で日中から楽しめる「屋内イルミネーション」をコンセプトとする恒例の企画展で、今回は「星空」をテーマに開催。暗幕などで遮光した特設会場には、自ら光り輝く生き物など31種を展示している。

 青色に輝く体色が特徴の「ブルーテトラ」など5種類の小型の熱帯魚が入った水槽は、約2千匹がキラキラと輝きながら泳ぐ様子を観賞できる。

 また12星座を魚などの生き物で例えたコーナーも設置。しし座は体長が30センチを超える大型の金魚「ジャンボシシガシラ」、うお座は世界最大級の淡水魚「ピラルクー」になぞらえて紹介。そのほか、さそり座の「チャグロサソリ」やいて座の「アーチャーフィッシュ」などさまざまな生き物を楽しめる。

 家族で訪れた福島県白河市、会社員木野内良(きのうちりょう)さん(37)は「(体長約30センチの)ピラルクーの赤ちゃんがあんなに大きく成長するとは」と驚いていた。長男善(ぜん)ちゃん(3)も「大きな金魚がかわいかった」と喜んでいた。

 午前9時半~午後4時半。月曜、第4木曜休園。(問)同園0287.98.3055。

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