福井県の和菓子店が復興支援の和菓子を発売…モチーフは石川県輪島市の花、全売上額を寄付へ

被災地支援へ売上額を寄付する竹内菓子舗の「輪島の雪割草」=福井県福井市花堂北2丁目

 能登半島地震の被災地を支援しようと、和菓子製造販売の竹内菓子舗(本社福井県福井市花堂北2丁目、竹内信仁社長)は、石川県輪島市の花、雪割草をモチーフにした和菓子を発売。全売上額を寄付するとしている。

 商品名は「輪島の雪割草」。雪に負けず早春に花を咲かせる雪割草のように復興してほしい-という願いを込め、練り切りで雪割草を表現した。竹内社長は「和菓子は名前や見た目も含めた五感で味わうもの。被災地に思いをはせ、寄り添うきっかけにしてもらいたい」と話す。

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 価格は464円。同社花堂、文京両店で販売している。数量限定のため事前予約が望ましい。1月末まで販売する予定で、その後は別商品での支援継続を検討している。問い合わせは同社=電話0776-36-2456。

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