水槽に入り「海の事件事故は118番」 大分海保がうみたまごでPR活動【大分県】

水槽に入って「118番」をアピールする大分海上保安部の潜水士=14日、大分市神崎

 海難事故などの緊急通報ダイヤル「118番」を広く知ってもらおうと、大分海上保安部は14日、大分市神崎の大分マリーンパレス水族館「うみたまご」でPR活動をした。

 同保安部の潜水士3人が魚の回遊する水槽に入り、「海の事件事故は118番」とアピール。海上保安庁のマスコットキャラクター「うみまるくん」が来館者にチラシを手渡した。118番の認知状況調査もした。

 同保安部管理課によると、昨年は全国で約53万1千件の118通報があった。無言や間違いを除いた有効件数は約5千件だった。田中裕課長(49)は「110番や119番と同様に認知度を高め、正しい利用を呼びかけたい」と話した。

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