能登町に連絡調整役「リエゾン」派遣へ 岩手県、本格支援に備え

 岩手県は18日、能登半島地震で被災した石川県能登町に現地連絡員(リエゾン)を派遣する。職員の本格派遣に先駆けて、現地で連絡調整に当たる。

 リエゾンは人的、物的支援ニーズの聞き取りなどの連絡調整を担うほか、支援団体間の情報共有、本県派遣職員の活動支援に当たる。県防災課の職員を中心に構成し、18~23日に4人、24日以降に3人を派遣する。

 同町は本県の対口支援団体で、県は住家被害認定調査に当たる職員を22日から派遣する予定。本格支援に先駆けてリエゾンが現地入りし、活動の円滑化を図る。

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