能登半島地震による富山県内の住宅被害は17日午後1時時点で3587件となり、前日から112件増えた。小矢部市で全壊5件、半壊1件が確認された。
氷見市の断水は同日午前11時時点で130世帯。前日の260世帯から半減した。復旧世帯は前日比30世帯増の1万3250世帯。飲料用には使えないがトイレや風呂に活用できる水が通る「通水世帯」は前日比100世帯増の620世帯となっている。
人的被害は重傷3人、軽傷41人で前日から変わっていない。避難所は高岡、氷見両市で5カ所設けられ、計53人が身を寄せている。砺波市は17日、新たに住宅5件で外壁などの破損が見つかったと発表した。