「カードファイト!! ヴァンガード」クイックスタートデッキ発売記念セレモニーをレポート！西尾夕香さんが「Divinez」の見どころや収録裏話を明かす

本日1月19日に発売されるクイックスタートデッキ6種の発売を記念した今回のイベントには、現在放送中のTVアニメ「カードファイト!! ヴァンガード Divinez」（以下、「Divinez」）で員弁ナオ役を務める西尾夕香さんと、ブシロード代表取締役社長の木谷高明氏が登場。

2人の自己紹介の後、ファイト開始の合図でおなじみの「スタンドアップ！ヴァンガード！」の掛け声とともにイベントがスタートした。

まずは西尾さんに、演じる側として注目してほしい「Divinez」のポイントについての質問が投げかけられた。

西尾さんは、第2話でアキナとナオがティーチングファイトをするシーンに今回発売されるクイックスタートデッキが登場することを挙げ、「こちらをゲットして（アニメを）見ていただけるとよりルールがわかりやすいですし、アニメ内で使っていたものが今この手に！という状況になるので、非常に楽しいかなと思います」と、商品とアニメの連動性をアピールした。

木谷氏は本作の最初のアニメ放送が12年前であることを語り、ファンへの感謝を口にしつつ「『ヴァンガード』はアニメのキャラクターになったつもりでカードゲームを楽しめるのがコンセプト。今回は6種類のクイックスタートデッキがあるので、自分の好きなデッキやキャラクターになりきったつもりで遊んでほしい」と述べた。

今回発売されるクイックスタートデッキ6種については、初心者でも始めやすいのが特徴とのこと。

木谷氏はカードの効果が関係なくてもゲームとして成り立つのかをトーナメントなどを通して実験していたそうで、深さはないがゲームとして成立すること、初心者にはむしろそのくらいの難易度でないと難しいことがわかったのだとか。このことから、今回のクイックスタートデッキは「極端にテキストを減らしてもいいのでは」という考えのもと開発されたというエピソードも明かされた。

また、1月27日～28日に池袋・サンシャインシティで開催される「カードファイト!! ヴァンガード」の大型公式イベント「新春ヴァンガ祭」についても触れ、「始めたばかりの人もたくさんいると思うのでぜひ来てほしい」と参加を呼びかけた。

西尾さんはすでにクイックスタートデッキを予約しており、「自宅に届きます！」とうれしそうな表情。また、アキナ役の宮田俊哉さんも「ヴァンガード」ファイターとのことで、第1話の収録後にはスタッフの方とデッキを出してファイトに興じていたという裏話も披露された。

西尾さんと木谷氏によるテープカットが実施された後、2人による締めくくりのコメントへ。西尾さんは今後の展開について触れながら「私と皆さんでファイトする機会もあるのではないかと思っているので、皆さんと一緒に楽しんでいきたいです」と語った。

木谷氏は「カードファイト!! ヴァンガード overDress」の舞台が加賀国であることから、石川県能登半島地震の被害について「1日も早く復旧してほしい」と切実な思いを述べた。最後は「13年目を迎えられた『ヴァンガード』は本当に幸せ。今後とも応援よろしくお願いします」とファンへのメッセージを語った。

なお、クイックスタートデッキ6種の発売に伴い、このデッキを使った「あそびかた教室」が全国300店舗で開催される。「Divinez」キービジュアルのトリガーやどの国家でも使えるアキナの認定証のクリティカルトリガー、今回から増えたエネルギーを使うクレイエレメンタルの3枚のPRカードがもらえるので、気になる人はぜひ参加してみよう。