プロスペクト一塁手トップ10 エンゼルス・シャニュエルが3位に

MLB公式サイトでプロスペクト(若手有望株)の情報を専門的に扱う「MLBパイプライン」では、2024年版の「ポジション別プロスペクト・ランキング・トップ10」の発表をスタートしており、右腕部門、左腕部門、捕手部門に続いて、日本時間1月20日にはプロスペクト一塁手トップ10が発表された。2022年ドラフト1巡目(全体29位)指名でレイズに入団したゼイビアー・アイザックが1位に選出。3位には2023年ドラフト組で最速メジャーデビューを果たしたノーラン・シャニュエル(エンゼルス)がランクインした。

伝統的に打線の中軸を担う強打者であることを求められることが多い一塁手。今回のランキングでもチームの看板打者となるポテンシャルを秘めた選手が高く評価されている。昨年の同時期のランキングと比較すると、1位のトリストン・カサス(レッドソックス)、2位のタイラー・ソダーストロム(アスレチックス)、5位のジョーダン・ディアス(アスレチックス)、6位のマイケル・トーリア(ロッキーズ)がプロスペクトを卒業。9位だったアイザックが8ランクアップで1位となり、3位だったカイル・マンザード(ガーディアンズ)も順位を1つ上げた。

昨年7月のドラフトでエンゼルスから1巡目(全体11位)指名を受け、8月中旬には早くもメジャーデビューを果たしたシャニュエルは3位にランクイン。昨季メジャーでは29試合に出場して打率.275、1本塁打、出塁率.402、OPS.732を記録。今季は開幕から正一塁手として起用される見込みであり、パワー面での成長も期待される。

興味深いのは6位のマット・マービス、10位のヘイデン・マギアリーと2人のプロスペクト一塁手を抱えるカブスだ。ドジャースとのトレードでマイケル・ブッシュを獲得したため、若手一塁手が飽和状態となっており、このうちの誰かをトレードの駒として使う可能性も考えられる。

「MLBパイプライン」が発表したプロスペクト一塁手トップ10は以下の通り。

1 ゼイビアー・アイザック(レイズ)
2 カイル・マンザード(ガーディアンズ)
3 ノーラン・シャニュエル(エンゼルス)
4 アビメレック・オルティス(レンジャーズ)
5 タイラー・ロックリアー(マリナーズ)
6 マット・マービス(カブス)
7 ブレイズ・ジョーダン(レッドソックス)
8 ネイサン・マートレラ(パドレス)
9 スペンサー・ホーウィッツ(ブルージェイズ)
10 ヘイデン・マギアリー(カブス)

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