長崎市の公共花壇デザイン 最優秀に川口君(西北小)、城谷さん(長崎精道小) 2月に植栽式

 長崎県長崎市の小学3~6年生から募った本年度の「市公共花壇デザイン」の入賞作品が決まった。「長崎をテーマにしたデザイン」部門で市立西北小5年の川口蓮斗君(11)が、「自由なデザイン」部門で長崎精道小6年の城谷和歌葉さん(12)がそれぞれ最優秀賞に選ばれた。2月10日、市営陸上競技場(松山町)で植栽式があり、2人と優秀賞各1作品のデザインを元に花壇が彩られる。
 市が1998年度から募り26回目。本年度は61小学校と1放課後児童クラブから計757点の応募があり、植物の専門家や市民ら5人の審査員が入賞作品16点を選んだ。
 9日、長崎市役所で表彰式があり、鈴木史朗市長が賞状を手渡した。折り紙が好きという川口さんは折り鶴をモチーフに描き「折り目ごとに色を変えたところがこだわり」と語った。城谷さんは「日本の富士山と桜を長崎に来た観光客などに見てもらいたい」と期待した。

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