パーティー券収入「裏金」事件で在宅起訴 大野泰正が所属していた自民岐阜県連が謝罪会見

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金事件で大野泰正参議院議員が在宅起訴されたことを受け、大野議員が所属していた自民党岐阜県連が謝罪しました。

(自民党岐阜県連 武藤容治会長)
「岐阜県連所属の大野さんが立件されたことを重く受け止め、県民や党員の信頼が揺らいでしまい申し訳ございませんでした」

自民党岐阜県連会長の武藤容治衆院議員は21日午後の記者会見でこのように謝罪しました。

参議院・岐阜選挙区選出の大野泰正議員は安倍派のパーティー券を販売した際に、派閥から5000万円を超えるキックバックを受けながら、政治資金収支報告書に記載していなかったとして19日に在宅起訴されました。在宅起訴を受け大野議員はすでに自民党を離党していますが、武藤県連会長への連絡はなかったということです。

また、県連は大野議員のキックバックした資金の使い道について「地方議員への還流はない」としています。

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