キルギスへ「英語学ぶ楽しさ知って」40カ国訪問経験の教師、海外協力隊員に

キルギス共和国での活動の抱負を語る永濵さん(京田辺市役所)

 2024年1月30日にJICA(国際協力機構)の海外協力隊員としてキルギスに派遣される永濵親子さん(51)=京田辺市花住坂=が、同市役所を訪れ、上村崇市長に抱負を語った。現地では小中学生への英語教育に携わる予定で「英語を話せば、いろんな国の人とふれあえる。英語を学ぶ楽しさを知ってほしい」と意気込んだ。

 永濵さんは大学の英文科を卒業し、大阪府内の中学で英語教師を務めてきた。留学や旅行でこれまでに40カ国を訪れたといい、こうした経験を生かそうと協力隊に応募した。

 派遣期間は2年間で、首都ビシケクにある小中高一貫の公立学校で、小学2年~中学2年の子どもたちに英語の授業を行う。「京田辺が特産のお茶や、着物など日本の伝統文化も紹介したい」と語った。

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