山形市の消防出初め式が21日、市役所前などで行われた。雨が降りしきる中、分列行進や祝賀放水が披露され、市民の安心安全を守る心意気を示した。
市消防本部、市消防団などから669人、車両32台が参加。昨年10月に入団した動画クリエーターの「勝手にオネーサン」も“お披露目”となった。佐藤孝弘市長の観閲を受けた後、分列行進を繰り広げた。祝賀放水では空に向けて放水が行われ、詰めかけた多くの家族連れが見守っていた。
阿部雅義市消防団長は年頭のあいさつで「自らの街は自らで守り、愛される消防団として精進しよう」と呼びかけた。